年配の方の着付け
ある程度(あるていど)、お歳(さい)を召し(めし)た女性(じょせい)には、その女性(じょせい)ならではの個性(こせい)や美しさ(うつくしさ)が出(で)てきます。きものの着付け(きつけ)についても同様(どうよう)で、年齢(ねんれい)を増す(ます)と、それに応じ(おうじ)た「味(あじ)」が出(で)てきて、きものがその人(そのひと)に寄り添う(よりそう)ようにぴったりと板(いた)についてきます。中年(ちゅうねん)以上(いじょう)の方(ほう)の場合(ばあい)のきもの着付け(きつけ)においては、年齢(ねんれい)のもつ貫禄(かんろく)と気品(きひん)を生かし(いかし)た、落ち着き(おちつき)のある装い(よそおい)に仕上げる(しあげる)ことがコツでしょう。きものを着慣れ(きなれ)た感じ(かんじ)に仕上げる(しあげる)と同時に(どうじに)、ぞんざいになったり、着崩れ(きくずれ)た着付け(きつけ)にならないようにすることも大切(たいせつ)ですね。全体(ぜんたい)に、ゆったりと上品(じょうひん)な着付け(きつけ)にすると良い(よい)でしょう。●衣紋(えもん)(えもん)・・・衣紋(えもん)は、ゆったりと4~5センチ程度(ていど)に抜き(ぬき)ます。えりもとはゆったりと合わせ(あわせ)ます。一般(いっぱん)に衣紋(えもん)は、おしゃれ着(おしゃれぎ)の場合(ばあい)には、抜き(ぬき)すぎず、詰めすぎ(つめすぎ)ず、首(くび)のカーブに沿っ(そっ)て自然(しぜん)な感じ(かんじ)にするようにするのが基本(きほん)です。訪問着(ほうもんぎ)の場合(ばあい)は、えりは一般(いっぱん)に広め(ひろめ)にし、衣紋(えもん)はぐっと抜き(ぬき)加減(かげん)にすると、華やか(はなやか)さをプラスすることができます。留袖(とめそで)などの場合(ばあい)は、フォーマルな装い(よそおい)らしく普段(ふだん)よりも少々(しょうしょう)、抜き(ぬき)加減(かげん)にすると、おおらかさと重厚さ(じゅうこうさ)を強調(きょうちょう)することができます。●帯(おび)・・・年配(ねんぱい)の方(ほう)の場合(ばあい)、帯(おび)は低(ひく)くめに帯(おび)幅(はば)をせばめて結ぶ(むすぶ)と良い(よい)でしょう。●帯揚げ(おびあげ)・・・帯揚げ(おびあげ)はほとんど隠し(かくし)てしまいます。帯締め(おびじめ)の位置(いち)を下(しも)めに締める(しめる)と、年齢(ねんれい)に応じ(おうじ)た落ち着き(おちつき)と気品(きひん)を出す(だす)ことができます。●すそ・・・くるぶし下(か)までにします。はきもののかかとが隠れる(かくれる)くらいに眺め(ながめ)にすると粋(いき)な装い(よそおい)になります。
着物 着付け
ある程度、お歳を召した女性には、その女性ならではの個性や美しさが出てきます。きものの着付けについても同様で、年齢を増すと、それに応じた「味」が出てきて、きものがその人に寄り添うようにぴったりと板についてきます。
着物 着付け